子どもたち名義の口座開設に先立ち、先日、子どもたちの銀行印をこちらで作りました。
彫ってもらう字だけ決めておけば良いのかなと思っていたら、色々と決めなければならないことがありました。
意外とハンコは奥が深かったので、購入時に考えたことをまとめてみます*
素材はチタン
長く使ってくれるであろうことを願って、素材はチタンを選びました。
チタンの印鑑は、耐熱性・耐摩耗性・耐侵食性・強度の全てにおいて優れているそうです。
また、水洗いも出来るので、朱肉が詰まっても洗えばまたキレイになるということでした。
アタリ(あたり/当たり)つき
オプションでしたが、アタリ(どちらが上かを示す、ポチッとしたやつ)つきのものにしました。
印鑑って、複数あると、どれが誰の印鑑か、パッと分かりにくくないですか?
その点、娘のアタリをピンク系、息子のアタリをブルー系にすれば、すぐにどちらの銀行印かを区別出来るかなと思いました。
結果的に、アタリをつけることで、すぐ区別することが出来るようになりましたし、どちらが上かもすぐ分かるようになったので、ぜひともアタリはつけたほうが良いと思います。
サイズは息子が15mm、娘が13.5mm
男性の銀行印のサイズは、13.5 mm ~ 15.0 mmが一般的で、女性の銀行印は12.0 mm ~ 13.5 mmが多いそうです。
子どもであっても変わることはないということでしたので、息子は15mm、娘は13.5mmにしました。
印鑑のサイズは、彫ってもらう字の数も考慮したほうが良いそうです(フルネームの場合は字数が多くなるため、大きめにしたほうが良いなど)。
字体は吉相体(印相体)
吉相体(印相体とも言うようです)は比較的可読性が低く、偽造もされにくいため、銀行印におすすめとのことでしたので、吉相体をチョイス。
彫ってもらうのは名前のみ
男性は名字のみ、女性は結婚に伴う改姓を念頭に名前のみにする方が多いようです。
しかし、男性だって、結婚時に妻の姓を名乗ることにする可能性もありますから、娘のみならず息子も名前のみにしました。
縦書きに
銀行印は、横書きにすることが多いそうです。
縦書きは「お金が上から下へ流れる」イメージがあるので、銀行印に関しては、横書きすることで「お金を受け止める」という縁起かつぎがあるそうです。
また、認印は通常縦書きなので、銀行印を横書きにすることで、認印と銀行印の区別をつけやすいようにする、というメリットもあるそうです。
しかし、我が家では、敢えて縦書きにしました。
縦書きにしたのは、私の子どもたちの名前は、横書きだと、右からでも左からでも読めてしまうからです。
日常生活では左から右に読むのに対し、印鑑業界の慣習では右から左へ読むため、横書きだと左右どちらから読む名前か分かりづらいのだそうです。
例えば、「聡子」という名前であれば、「子聡」と読まれる可能性は低いと思いますが、「美奈」という名前の場合、印鑑業界の慣習に従って右から読んでもらう前提で「奈美」という印影にしても、印影を左から読まれて「奈美」さんかなと思われてしまう可能性があるということでした。
最近は日常生活での読み方に倣って、左読みで彫るケースもあり、余計に左右どちらから読む名前か迷うのだそう…。
縦書きだと、そのような紛らわしさはないので、思いきって縦書きにしました。
チタンはクール!
そんなこんなで、とっても素敵な銀行印が出来上がりました。
チタンはオススメですよ*
コメント